毎週日曜日には無償で「日曜座禅会」が開かれ、茶話会での副住職や修行僧との交流や、ヨガ、手話教室などが行われています。これらの活動は、心の再生を促すきっかけとなることを期待してのことだそうです。
また、御誕生寺は多くの猫たちが境内で暮らす「猫寺」としても有名です。御誕生寺では行き場を失った猫たちを保護し、寺院で大切に育てており、現在は約30匹の猫が寺院で生活しています。境内でゆったりと寛ぐ猫たちとの交流に癒しを求め、猫好きな多くの人たちが御誕生寺を訪れています。

境内にある大仏像にも猫が2匹彫られています。1匹は大仏の膝の上で寝ており、もう1匹は大仏の腕にじゃれついている様子。この大仏像は、猫と人間が共に生きていくことの大切さを改めて思い起こさせるとともに、どこかしらユーモラスな感じもします。

境内には招き猫おみくじや猫の御朱印帳、猫だらけの御朱印など、猫にまつわる授与品も多くおかれています。
猫がじゃれついている珍しい猫大仏も見逃せません。猫の食事代や医療費は、お寺が負担するとともに境内に設置された募金箱への募金が充てられており、猫たちが安心して暮らしていける環境が整備されています。

御誕生寺は、猫たちとの共生を楽しむことができる場所です。
禅寺らしい静かで穏やかな雰囲気と、猫たちとの触れ合いをぜひ体験してみてください。